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社会貢献活動
ハンセン病制圧事業への協力について
(1)日本モーターボート選手会口による事業報告
将来の夢や希望が現実に 〜回復者子女の奨学金プログラム〜
第1次:2003年度から2005年度までの3年間協力
インド  :小学生から大学生          1,078人
ミャンマー:小学生から大学生(職業訓練生含む) 777人
中国   :小学生から高校生          489人
ネパール :小学生から高校生          225人
(人数は3年間の延べ総数)
追加承認:2007年度から2009年度までの3年間協力
ネパール:小学生から高校生 225人
(人数は3年間の延べ総数)
第2次:2009年度から2011年度までの3年間協力
インド   :中学生から高校生 1124人
フィリピン :小学生から高校生 387人
インドネシア:中学生から高校生 31人※
(人数は3年間の延べ総数)
*インドネシアは2010年及び2013年度の2年間協力
第3次:2010年度から2014年度までの4年間協力
中国    :小学生から高校生          447人
インド   :中学生から大学生          408人
フィリピン :小学生から大学生(職業訓練生含む) 79人
ベトナム  :大学生(職業訓練生含む)      11人
(人数は4年間の延べ総数)
第4次:2014年度から2017年度までの4年間協力予定(2015年8月現在実績)
インドネシア:大学生(職業訓練生含む) 19人(2014年度)
ネパール  :大学生(職業訓練生含む) 25人(2014年度・2015年度)
フィリピン :大学生(職業訓練生含む) 84人(2014年度・2015年度)
ベトナム  :大学生(職業訓練生含む) 30人(2014年度・2015年度)
(人数は2年間の延べ総数)
収支報告
収支明細
なぜ教育支援が必要?
 ハンセン病は世界中どこでも無料で治療が受けられ、1年以内に治る病気となりました。しかし、病気に対する恐怖心や誤解から、病気が治っても偏見や差別はなくならず、現在もハンセン病にかかったことがある人やその家族は、一般社会の厳しい差別の対象となっています。
 ハンセン病にかかった子供や、ハンセン病にかかった親を持つ子供の多くは、このような偏見や差別のために学校から追い出されたり、いじめの対象となって中退したり、親が安定した職業についておらず貧しかったりと、さまざまな理由から教育を受ける機会に恵まれていません。
 日本モーターボート選手会の選手の皆さま一人一人からのご寄付で、2003年から現在までインド、中国、ミャンマー、ネパール、フィリピン、インドネシア、ベトナムの7カ国で、延べ約5,400名のハンセン病にかかった子供や、ハンセン病にかかった親の子供たちが学校に通うことができました。各国の親や子供たちからは、学校に通える喜びや感謝の気持ちが伝えられています。
教育支援で何が変わる?
 教育支援は、子供が学校に通えるようになるというだけではありません。教育を受けるということは、知識を得て、自分の可能性を知り、持っている能力を伸ばすことです。今まで偏見や差別や貧困のために失ってしまった自信を取り戻し、社会で他の子ども達と同様に就職の機会をつかむことです。子供が一般社会で就職することは、両親や高齢の祖父母にとって、希望と誇りであり、生きるための保障でもあります。教育の欠如による貧困と疎外という悪循環を断ち切るのが、教育支援です。
選手の方々からの支援で
 これまで教育支援に継続してご支援いただいたお陰で、奨学生の中には成績優秀で、大学進学を視野に入れられるような子供も出てきました。第3次教育支援では、雇用に直結するような職業訓練、大学教育(卒業まで)への支援についても行い、将来、村や地域のリーダーとなるような人材を育成し、ハンセン病回復者村が「普通の村」に生まれ変わることを実現したいと考え、支援を行いました。第4次教育支援は、高等教育支援に特化し、より雇用に結びつく資格のとれる高等専門学校や大学へ進学を希望するハンセン病定着村や療養所周辺に住むハンセン病回復者の子ども達を対象に支援を実施しています。
日本ボートレーサー奨学金を受けたフィリピンの学生からの感謝状
 メイリンは、日本ボートレーサー奨学生の一人で、今年フィリピンのタラにあるロザリオ大学の英語の中等教育専攻の学士号を優秀な成績で卒業することが出来たことから、家族に代わって、皆様に財政的に彼女をサポートして頂いたことに大変感謝をし、手紙を送ってきました。彼女はすでに私立の学校への採用が決まっています。<2015年4月>
I am Marlyn C. Masilang, one of the scholars of Japan Boat Racer Scholarship. In behalf of my family, I would like to give my deepest gratitude for supporting me financially when I was studying. This is to inform you, that I already graduated in my chosen course, Bachelor of Secondary Education Major in English at Holy Rosary College Foundation, an institution established for the hansenites here in Tala. Also I want to inform you that I am already hired in a private school, and I will be teaching in higher grade level.
This achievement would not be possible without the help of these kind people, Mr. Hilarion Guia and Mr. Celerino Estrella, and all the people who are in Coalition of Leprosy Advocate of the Philippines (CLAP) who did not hesitate to choose me as one of their scholars. And last but not the least Sasakawa Memorial Health Foundation for being the root and the source of this project.
I am looking forward to meet in person all the people behind this successful program.
Thank you and God Speed :)
Sincerely,
Marlyn C. Masilang